きもの 草々

着物着付け師、着物講師を目指して勉強中。着せつけ練習や着物でのお出掛けの記録。

今年最後のお稽古

12月18日が2017年最後のお稽古でした。

とは言え、翌日19日が先生のアシスタントでお仕事の予定だったので、色々確認しておきたいこともあり、何だかソワソワしていた1日になってしまいました。

 

また今回も、お生徒さんのお稽古の見学をさせて頂いて、それもしっかり見て記憶しておきたかったので、ずっと気を張っている状態。

もう少しリラックスしたほうが、まだ頭も回るし良いのは分かっていても、なかなかそう出来ない不器用すぎる性格。

 

午前中から夕方まであっという間にすぎて、いつもどおりかなり押し気味で自分のお稽古の番に。

お稽古の内容は「特殊着付け」の予定でした。

着せ付けの現場では当然、いつも体調万全の標準体型で、且つぴったりの寸法の着物や帯をお持ちの方がいらっしゃる訳もなく、色々な状況や体型に合わせた着付けの仕方を教えていただけるという事でした。

いつも先生は、着付けの現場では臨機応変な発想と応用力がとても大事と言うことを話されています。どんな着付けを求められているかを読み取る力が必要という事も。

この先、現場で実際に色んな経験をする事も必要だけど、知識として知っている事が少ないと応用も何もできないので、まだまだ知っておくべき事が山積みです。

 

…という予定だったのですが、私の次にお稽古のお生徒さんが妊婦さんだったので、あまり遅くなるのも疲れてしまって良くないと思い、順番を変えてもらう申し出をした所、先生の発案で急遽本物の妊婦さんをモデルに妊婦着付けを教えていただく合同お稽古になりました。

お生徒さんも、お腹も出てきてこの先どうやって着物を着るのが良いか丁度知りたかったそう。

 

妊婦さんをお着付けする時の腰紐や胸紐の掛け方、お腹が大きくなった事で短くなってしまった帯の巻き方などを教えていただきました。

でも、どんな風に着るのが無理がないかはやっぱり妊婦さんそれぞれで違って、本人にしか分からない部分もあるので、一つづつ確認しながら着付けを進めるのが1番大事。

そして足に負荷が掛かるのと、貧血気味の妊婦さんも多いので、着物だけ着てもらったら、帯は座って巻いた方が良さそう。

 

自分もお腹が大きい時に撮った、妊婦着物写真はすごく良い思い出になってる。

ちょうど2年前くらいを思い出して懐かしい気分になったお稽古でした。

 

最後のお稽古の着物は、ちょいクリスマス意識でした。

赤い帯揚げに緑の三分紐(くらいの幅の何かの紐。)トランプタワーもツリーっぽいと言えば言える。

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