モデルさんで着せ付け練習
ご縁があり、とてもお綺麗な方にモデルになってもらい着せ付け練習をしました。
着物は私の母の物ですが、鮮やかなロイヤルブルーはぼんやり顔の私には全然似合わない!
色に完全に負けます(T^T)
それをこんなに素敵に着てくださって、眼福でした!
似合う方が着ることでその着物の良さが引き立つんだなー。と実感しました。
お母様が着付けの資格をお持ちな事もあり、着物が割と身近でお好きなのだそうで、長野県から東京へのご旅行中の貴重なお時間を使ってわざわざウチ(川崎区)までモデルをしにお越しくださったという!
ありがたすぎました…
お着付けさせて貰って、喜んでいただけたようで、ホッとしました。
肝心の練習の方は、やはり各工程で思う通りのクオリティには出来ず凹みながらのお着付けでしたが、やっている間は楽しさが勝っていました。
人にお着付けするのってもむずかしくてでも楽しい。
反省点はとにかくいっぱいです。
①補正の量、場所があっていなかったこと。
補正が着付けの要で1番難しい!
色んな体型の方で経験を積まなければ。
②襟が体から浮いてしまっていたこと。
自装やトルソーでは浮かないのに、モデルだと浮いてしまう。
両襟ともフニャフニャと波打っている状態だった。
根本的に襟元の構造の理解が足りないのだと思う。次回のお稽古でアドバイスも貰いつつ自分なりに研究してみる。
③おはしょりが短くなってしまった。
身丈がモデルさんの身長のマイナス3cmくらいだったので、許容範囲だったはず。
襟先側のおはしょりがギリギリの長さだったので、上前の上げか足りなかったのと、腰紐の位置も合わせたつもりで合っていなかった。
④帯の結び位置が低かった
胸紐の位置も低かったようで、手先をクリップで胸紐に留めようとするとその時点で帯位置が低くなってしまった。おはしょりが短くなったのはこちらの方が問題だったかも。
⑤誘導が上手くできなかった
着付けられる経験がある方だったので、こちらが誘導しなくても袂を持ってくれたりして、とてもやりやすかったけれど、こちらからはっきり言葉で伝えられるようにならなければ。
などなど。
原因すらまだ分かっていない箇所がある事が未熟さの証だなと。
まだまだ分かっているつもりで分かっていないところもありそうです。
折角なのでマンションの中庭に移動して写真を撮らせて頂きました。
あまりに見目麗しいので私のテンションが変に上がってしまいました。
蝋梅の木の前でポーズを取ってもらったり。
写真が上手く撮れたらきっともっと楽しいだろうなー。
勉強もできて楽しい時間もいただいて、とても良い1日でした!