きもの 草々

着物着付け師、着物講師を目指して勉強中。着せつけ練習や着物でのお出掛けの記録。

姉弟子さんにお話を聞く会

3月初めを最後にブログ書けていませんでした。着物に関しての色んな事があったはずなのに、楽しかったこと大変だったこと勉強したことの何一つ記録出来ていない…

習慣にするのは難しい。

 

今月の着物のお稽古はお休みさせてもらうことにしましたが、昨日は大阪から先生に同行されている姉弟子さんに、お話を伺う機会を設けていただけたので日本橋まで行ってきました。

 

大阪の教室で既に初級コースを担当されていたり、先生の撮影に同行もされている姉弟子さんに、何でも質問して良い!という会でした。

 

東京の姉弟子さんも同席して下さって、仕事としての他装のお話と着付け講師としてのお話を聞かせていただきました。

今までどんな勉強や努力を経て、現在のお立場にいるのか、またどんな思いを持って仕事をしているのか。

 

生身の人間に対して何かを伝える仕事は、手順一つ伝えるのでも、人それぞれ受け取り方も飲み込み具合も違う、だからその場に何人いたとしても、どんな人かを見極めたり、それぞれの人の表情が変わるのを見逃さない事が大事という事をお2人とも仰っていました。

 

手順を伝える事が「教える技術」なのではなく、人の気持ちに敏感になってそれぞれの人に合わせて伝える、かつその場にいる全員が楽しく気持ちよくレッスンを受けられるように、全体を見ることが「教える技術」として重要と教えていただきました。

 

お2人とも、質問に対して、こちらが聞きたいことの何倍もの情報だったり思いだったりを即答で返してくれる。

仕事ができる人ってこうだよな…と。

先生とお話させて貰っている時もですが、自分にはまだ仕事に対してのポリシーとか目指すものがはっきり持てていないので、「なるほど…」と聞いて感銘を受けることしかできません。

いつか、自分の気持ちや意見も話せるようになりたい。

 

自分は着付けを教える事に関して、技術レベルとして例えば1から10まであるとして、自分がどのレベルなのかも今まで分かっていなかったけど、1にも満たないと分かったところ。

先生と姉弟子さんに紹介して頂いたお仕事の面接の結果待ちで、モヤモヤしているところですが、結果がどうだったとしても進むのを辞める事はしたくないので、ソワソワしながらも少しでも知識と技術が増やせるように今できる勉強をします。

 

姉弟子さん、わざわざ滋賀県から来てくださっているのに、さらにお手土産までいただいてしまいました。

そんな暖かい心配りも見習っていかなくては。