機織り体験 at生活のたのしみ展
ほぼ日の「生活のたのしみ展」に出店されていたアトリエシムラで機織りの体験をさせてもらった。
志村ふくみさんの「アトリエシムラ」で染められた、やさいしくて美しい色の糸で織らせてもらえて感動。
①杼で横糸を通して ②踏木を踏んで ③筬でトントン
一度やってみたかったトントン。
横糸を通す道具の名前が「杼」
横糸を打つ道具が「筬」
というのも初めて知った。
織ってる間の高揚感すごかった。
でも、この工程は機織りの最後の2割位分で、縦糸を張るところまでで8割終わっているそう。
あの無数に見える縦糸をどうやって張るのかも見てみたい。
リボン付きの羽織紐
羽織に目覚めてから羽織紐を選ぶ楽しみもできた。
リボン付きの羽織紐。
リボンはレースとかじゃない可愛らしすぎない素材?で取り外しもできる、いちりんさんのオリジナル。
ウールのアンサンブルも気に入ってるやつ。
紺地に手毬状の花。
自主練 最後まで気を抜かない
練習する時は、お客様が目の前にいる実際の着せ付けの現場だと想定する。
着物、帯、小物全てお客様の持ち物だと思って丁寧に扱う。
帯と着物を解いた後、畳んでお返しするところまでを失礼のないように、見られていることを意識して行う。
手順を間違えないでやる事に精一杯だった時には、どうしてもお座なりになっていたけど、
(先生には毎回ちゃんと意識するように注意を受けていた)
やっっっと最近、気を付けて練習できるようにはなってきた。
背中を押された言葉
今日、瀧波ユカリさんのTwitterをみてて見つけた言葉が、凄く印象に残った。
「未熟で考えが浅いうちに作り始めたひとだけが、その先に行ける。」
「若いひとは、作ったものが未熟で考えが浅いと批判されても傷つかなくていい。未熟でも、のたうちまわりながら勢いで何かを作りあげるって誰にでもできることじゃない。世の中をダイナミックに変えられるのはそんな凄まじいパワーを持つひとだと思う。」こんな文章に続いてた言葉だった。
未熟で考えの浅い、しかも気の利かない自分なんかに何が出来るのか…って思ってしまうけど、そこでもたついてる時間は勿体ない。
恥ずかしい思いもいっぱいするだろうど、それに負けないように勉強しながら形を造っていくしかない。
きものサローネ100体コーデ着付け 本番
初めてお金を頂いた着付けのお仕事。
トルソー着付けではあるけども、サローネ出店者様の大切な着物や帯をお預かりしてなので、丁寧に扱って慎重に着付けなければという事だけを考えて臨んだ。
担当させていただいたのは、青梅にある「染工房たかとり」様のトルソーだった。
染め上がったばかりという、夕焼けのオレンジ色からだんだんと深い青色の夜になっていく森の景色が暈し染めで描かれた帯が、とても素敵だった!
他の着付け師さんやボランティアでいらしてた森野さんに助けて頂きながら、なんとか1体着付けることが出来た。
写真を見ると、どうしてここをもっと丁寧にできなかったのか…という反省で日が経つほどに凹んでくる。
でも、たかとりさんが着付け終わったトルソーをみて「ありがとう。着付け師さんはみんなすごいわねー」と笑顔で喜んで下さった事を思い出すと、なんかもうこれから色々頑張ろう!と気持ちを新たに出来る。
他の着付け師さんたち、堂々としてカッコよかったなー。
私もああなりたい!!
これが、最初で最後の良い思い出にならないように、これからも着付け師着物講師を目指して色んな事を学びながら頑張る。
たかとりさんの工房は見学体験もできると聞いたので、勉強の為にもいちどお邪魔させてきただかなければ。
教育学部ご出身の関係で、地元の学校でも体験授業などされてるそう。
男の子の方がが意外に染めに興味を持つって仰ってたな。
楽しそう。うちの子が通う予定(5年後だけど)の学校でもそうゆうのやってくれたらいいな。