きもの 草々

着物着付け師、着物講師を目指して勉強中。着せつけ練習や着物でのお出掛けの記録。

藤井絞り浴衣で社長さんと食事会

7月9日、渋谷のイタリアンレストラン「a」にて、総勢30人以上が藤井絞りの浴衣を着ての食事会に参加させていただいた。

 

平野レミさん行きつけらしく、さすが料理はどれも見た目も華やかで美味しかった!

 

知り合いはいるけどもお店には1人で入ったので、どこに座ろうか…と迷っていたら、アレコレの紺野さんが「ここの席の人達面白いよ!」と進めて下さったグループに混ぜていただいた。

優しく受け入れて下さって、ほんとに面白い方達で、藍染の話、飼い犬の話、子供甚平作りの話などなど…結構ずっと笑ってた気がする。

楽しかったなー。

洋服は全部断捨離して、着物で毎日会社に行ってるという方もいて、周りの同僚も着物に興味持ち始めたなんて話も聞いた。

 

子供寝かすのに、ひと足早く帰ったけど、プロのカメラウーマンさんにソロ写真や着付け教室の皆での集合写真も撮って貰えたし良かった。

 

浴衣も自己満足が非常に高めなコーディネートができたのでそれも楽しめた要因の一つかも。

京都で藤井絞りさんの反物を買った後に、和小物さくらさんで反物にぴったりな帯揚げと帯締めが買えてしまい、後は帯は焦げ茶系の博多があればな…でもそんな都合よくないよな…とゆるめに探してた所に新宿の大塚呉服店でどんぴしゃな帯を見つけてしまい、即購入。

これだけ脳内イメージ通りにできた着物コーディネートも初めてかもしれない。

 

オマケに帰った後のプレゼントくじ引きで、私の番号で藤井絞りの手拭いが当たったよと先生から連絡を貰い、帰っても子供はなかなか寝なくて大変だったけど、いい思い出になった1日だった。

 

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目標とやるべき事

2019年10月ころまでに

①黒留袖の他装でお金を頂けるようになる

②着物教室の枠組みをつくる

 

今、子供を保育園に預けて元々正社員として働いていた会社で週4でアルバイトで働いている。これはフルタイムはきついかな思って自分で希望して勤務形態を変えてもらった。

子供が3歳くらいになったら働く時間を増やしたい…というかもう少し稼ぎたい。

でも、今の会社でバイト時間を増やすのは損だからそれまでに、他の収入を得る方法を持っておきたい。

 

まだ、カリキュラムの中の黒留袖の着付け試験も終わってないのに早いかな…

技術は基礎の基礎しか習っていないしお金を頂ける仕上がりにはまだまだまだまだ足りないけど、練習をすれば少しづつ上達はしているって実感は持てるようになったし、具体的な目標を持って、もう少し自分を追い詰めても大丈夫かなと。

これまでは自分が劇的に着付けの才能がない可能性を捨てきれなかったからな。

 

目標とそこまでにやる事の計画表を作って1度、先生に見てもらおう。

週1回 タイムトライアル

トルソー黒留袖の着せつけ

37分

気になったところ。

着物を解きながら原因確認。

 

○襦袢の襟合わせから右にズレた

→焦り過ぎた。初っ端の大事なところだから冷静に引きでチェックする!

○着物下前の胸紐の上にシワがよった

→下前の三角上げが雑だった。胸紐で三角上げ部分が挟めていない。

○腰紐の位置が上すぎた

○お端折り上げが雑で襟先側が体に沿わずにシワがよってポコッと浮いている

→襟先部分の始末は落ち着いて慎重に。後身頃のもたつきはしっかり中にしまう事。違和感あるまま進んでしまうとこうなる😢

○お太鼓の折り上げが明らかに短かかった

→たれを長く取りすぎて足りなくなった

 

5月のレッスン終了

5月は、東京キモノショー、撮影同行、レッスンで先生に会うのが最多の3回。

今日は訪問着のレッスンだったけど、新しいことは伊達襟の入れ方だけで、基本は黒留袖と変わらないとのこと。

伊達襟の合わせ方も比翼と手順は一緒なのでそんなに慌てることなくできたかな…

でも、襟合わせで細かく手を何回も動かしてしまうのは、先生の言う小手先の技術に頼ろうとしてるということだし、それが着付け時間が一向に短くならない原因の一つなんだろうな…

先生は襟合わせする時に無駄な動きがないし、指先まで美しいなー。

 

自分のレッスンの後に、自分で既に教室もやられている姉弟子さんの振袖レッスンを見学させてもらう。

教室で自装を教えたり成人式着付けの現場を経験していても、悩みは尽きないらしい。

現場は色んなお客様がいるから基礎だけではどうにもならないこともあって、応用力が求められるし事前に対策が考えられることばかりではないので、瞬発力も必要だそう。

現場に出るからこそ悩みが増えるとは…

そんなところに自分は飛び込んで行こうとしてると思うと少し怖くなる😨

 

…って事を考えてても気が遠くなるばかりなので、これからも今できる練習をコツコツとしかない。

先生が、着物屋のくるりさんにお願いして講師の枠増やして貰うから練習頑張ってなって言ってくれるのが、(まだ私には夢物語のようなお話だけど)ほんとーにほんとーに励みになる!!

 

袋帯の文庫結びもボリュームあってかわいかったなぁ✨

シンプルだから着付け師の技術が1番出るらしい。

 

それにしても、同じ場所で同じ事を聞いていた姉弟子さんのブログが私と比べて格段に濃ゆくて文章も簡潔で素晴らしいこと!

文章もアウトプットで訓練頑張ろう!

教えてもらうという事

先生が伝えてくれることは全部、先生が何年も何年もかけて考えて、実験して、たぶん失敗もして、作り上げてきたもの、そして受け継いでもきたものなんだとゆうことを、いつも頭に入れておこう。

こちらも、大切にしっかり理解して吸収して受け継いでいかないといけない。

と改めて思う。

教えてもらった事を自分のものにするにはアウトプットしかない。練習を楽しく頑張る!

将来のビジョン

中目黒での撮影前の打ち合わせ中に話して貰えた内容を自分なりにまとめて覚え書き。

 

着物教室を開いて自装を教えたいなら、着物に関するあらゆる知識が必要だし、それを知るためには着物を作っている人や売っている人に自分で話を聞く事も必要。
なぜなら例えば生徒さんに着物を買いたいと相談されたとしたら、自分に沢山の知識があればあるほどその人の希望にぴったり合わせた提案をしてあげられる。間違いのない損のない物やお店を勧めてあげられる。
その為には、着物のイベントなどで業者さんと名刺交換して交流していかないと。

ただし、自分がこれからどうゆうふうに着物と関わっていきたいのかによって、今やれる事、やらなければいけない事は変わってくるから、そのやり方だけが正しいわけではないよ。と。

なので私はまず、将来のビジョンを考えるのが課題…なのだけどまだぼんやり。
ざっくりと着付け師と着付け講師を5:5くらいがいいなぁと思ってはいるけど、もっと具体的に見えてくるようにやりたいことを紙に書き出してみよう。

5月15日 先生の撮影に同行

中目黒で先生自身がモデルでの夏着物の撮影に同行させていただいた。

撮影参加は初めてとはいえ、ほとんど荷物持ちの役割しかできなかったのは、事前準備からの意識の持ち方から全く足りていなかったから。

持ち物と集合場所を教えていただいた後は、ただ緊張しながら当日を迎えただけ…

先生と合流して直ぐに「事前になんにも聞いてこなかったね!」と言われてしまい、自分がお客さん気分だったのを認識して恥ずかしかった。

本来は、当日しっかりアシスタント仕事をしようと思っていたら事前に調べたり先生に確認しておく事が出てくるはず。

もし賃金が発生していたとしたら、貰う理由が分からないようなお金は受け取れないからもっと真剣になるはずだよと。

ほんとにその通りで何の申し開きもできません。

 

先生自身の撮影という事もあり、少人数で緩めの現場だったそう(普通はもっとカメラマンさんとかがピリピリしてる)だけど、色々な事を教わる事ができた。

 

○アシスタントのやるべき準備。(でもきっとほんの一部)

○着物ヘラなど道具の使い方

○着物が美しく写る為の工夫

○結び終わった後に帯を整える方法(結局これは勉強不足で分からずヒントを貰っただけなので、これから実験する)

などなど…

忘備録として、個別タイトルでブログに残して置こう。