日記* 着方を覚えること
3月で娘が3歳になりました。
保育園に通っているので4月からは「かぜ組さん」から「そら組さん」に進級です。
しばらく前から本人も「もうすぐそらさんだからおねえさんなの!」と言ったりしていて、可愛いです。
この1年で、ずいぶん色々な事が出来るようになりました。
トイレで排泄できるようになったり、
食事を零さないように気を付けて食べられるようになったり、
1人で服を着て、リュックを背負って、靴を履く。
つい先日は自転車も漕げるようになりました。
先生が親身にご指導くださったことと本人の頑張りのお陰です。
ちゃんと教えてあげたら2歳児でこんなことまでできるんだー。と驚くことばかりでした。
洋服を着るのって着物を着るより簡単と思っていたんですが、着ること自体の難易度は本来洋服の方が高いのかも…と、たまに癇癪を起こしながらも1人で洋服を着ようと頑張っている娘を半年以上見てきて思いました。
取り敢えずズボンの片方に両足入れようとしよります。
むしろ裾の方から無理やり足を2本入れようとしてた時もありました。
Tシャツも裏表かつ前後ろで着ていたり、袖口から頭出そうとして出なくて泣いていました。
靴下は指が途中で引っかかっているのにそのままどこまでもどこまでも力いっぱい伸ばしていたり。
大人は普段無意識で何も考えなくても洋服を着られますが、無意識で出来るまで物凄く練習したことを覚えてないだけなのでした。
教える側も、なぜ上手く着れないのか、どこが悪かったのか、見本を見せながら何度でも子供が分かる言葉で説明してあげる必要がありました。
洋服と和服の違いはありますが、着方を教える事を仕事にし続けたいと思っている私にとっても勉強になった1年でした。
子供の個性に合わせながら根気よく丁寧に教えてくださる保育園の先生を見ていて、尊敬の念が止みません。
プロって凄いです。
そう言えば練習を始める頃に、サイズ感と素材や柄付きで娘ちゃんが着やすいものを持ってきてくださいねと先生に言われました。
まずは着やすいもので練習するのことは、洋服でも着物でも大事なんだなーと知りました。
今は、ファスナーの最初カチッと両側を噛ませるところがまだ難しいようで頑張って練習しているところです。
応援しつつも、「さーちゃんにはまだちょっとむずかしいみたい…」と言われるとやってあげたくなってしまいます。