きもの 草々

着物着付け師、着物講師を目指して勉強中。着せつけ練習や着物でのお出掛けの記録。

着物屋さんで八掛選びなど

日本橋のまめ咲さんで、東レシルックの反物を仕立てて貰うために八掛選びをさせて貰った。

 

ヤフオクで買った反物持ち込みなので、申し訳なくもとてもありがたい。

 

イメージ通りのグリーンのぼかし八掛があったので、仕立て上がるのが楽しみ。

 

店主のゆきこさんは、きものサローネのコーディネート投票でも2位を取ったことのあるくらいセンスが抜群なので、お店に置いてある商品がどれも心が惹かれるものばかりだった。

 

フォーマルを充実させていきたいと言う事を相談させていただいて、色々見せていただいた。

品数も多すぎず少なすぎずで丁度見やすいのだと思う。

多すぎても選びきれないし、迷いすぎて訳が分からなくてなってしまう。

 

ゆきこさんオススメの、帯次第で普段着にもカジュアルパーティにも対応できる飛び柄の小紋の反物。

好きな色味で柄も可愛くて、ベーシックだけど少し捻りもあって、すごく好きな感じだった。当ててみると顔写りも良さそうだし、上品に見える気がした!

しかも共八掛つきで、お得。

1日考えて、忘れられなかったので、購入する事に。

 

お金はかかるけど、これから、着物を着て楽しむだけではなく仕事にしたいと思っている以上、全ては無理にしても色々な着物を自分で着て善し悪しとか特徴が分かるようになりたい。

 

実際に仕事に出来る保証はないけど、ある程度の投資は必要。

という勢いも借りて、単に物欲に負けて好きなものを買う。

いっぱい着て元を取れば良い!

着物の防寒について

12月。

急に寒いので今日はダウンコートにしてしまった。

 

着物の防寒。

今年買ったニットの羽織が思いの他、暖かかったから、羽織とスヌードとアームカバーで凌ごうと思ったけど、1.2月はやっぱり辛いかなぁ…と弱気になってしまった。

 

着物コートは毎年探すけど、デザインと素材と値段のつり合いで納得出来るものに出会えずに、コートジプシーが続いている…

トリエさんのコート試着してみたかったけど、今年はコートの情報出てこなかったしな。

可愛いのはたまにあるんだけど、薄くて真冬に使えるか分からなくてなかなか買えない。

 

着物だと、胴回りは冷気を感じない。

首元、手首はマフラーとアームカバーで完全密封の勢いだけども、布越しに冷気を感じてしまうともう心が折れる

ダウン着てると「空気の層って大事…!」て思う。

ユニクロのウルトラライトダウンのベストを着物の上から着てみようかな。

 

下半身はユニクロ極暖ヒートテックレギンス一択。

 

足は足袋の下に絹の冷えとり五本指ソックスでも結局冷える。

手袋も逆に手が冷たくなるから苦手。体質?

今年も真冬はブーツかなぁ。

アザラシの防寒草履って暖かそうだけど、高価なのと皮を剥がれるアザラシを何故か想像してしまって悲しくなるので手が出せない。

ラビットファーとかは別に想像したりしないのに。

お稽古の見学 2017年11月

今月のお稽古の日には、3人の方のお稽古を見学させていただくことができた。

皆さん見学を了承してくださって有難かった。

 

どの方も裾よけ~着物の着付けまでのお攫いの回。

 

お2人の方がご自分で着てきた着物を一度脱いでからのスタートだった。

ご自分だけで着た状態でも、充分にきちっと着ておられた。

 

でも、お稽古が終わったあとの着姿は、どの方も裾が適度にすぼまって、背中とお尻にシワがなく、おはしょりも一直線で更に美しかった!

着物の柄の良さも引き立って見える。

姿勢もスタイルも良く見える。

 

先生がPERSOLさんのインタビューで仰っていた言葉、

(以下、引用)

「着物を自分で着られるようになる技術」と「着物を美しく着るための技術」では、朝ごはんとフランス料理を作るのと同じくらいクオリティーに差があるんですよ。」

まさにそれが目の前で確認できた。

 

ビフォー・アフターで、押し並べて皆さん美しくなってるって凄いことだな。と思った。

 

それぞれ、緊張気味の方、(お子さん連れだったので )なかなか集中が難しい方、リラックスされている方、お仕事で着物を着ている方も、そうじゃない方もいて。

 

先生は、伝えるべき事は伝えながらも、その人その人に合わせて言葉や手の出し加減、距離感を調整されている。ような気がした。

 伝えるだけ伝えても、その人が飲み込めなくては意味がない。

 

着物の腰紐を結ぶところはとても重要なところ。

手の動きの早さ、目線の場所、押さえる手の強さがどれくらいか、紐の位置、気持ちは焦るけどゆっくり確実に一つ一つの動作をすると、いかに綺麗な着姿になるのか。

後ろにいてはっきり現象として見ることができた。

みなさん、着姿が変わって驚いているご様子だった。

 

お稽古に来たら、驚き、嬉しさ、課題、何かしら持ち帰って貰えるような先生にならないといけないんだなと思った。

 

とはいえ!まずは伝えるための自分なりの筋書きが必要。

12月は原稿作成を頑張る。

帯合わせ

先生の帯結び講座のアシスタントに入らせていただけることになり、当日は白襟白足袋で来るようにと教えていただいた。

 

じゃあ、普段着だけどちゃんとした感じのオレンジベージュの紬の着物着よう…帯も着物に合う悪目立ちしない落ち着いたのってどれだ…

 

と考えてたら、そう言えばあの着物にあの昼夜帯合うな、ラメの入ったグリーンの帯も合いそう。といくつか思い浮かんで楽しくなってしまった。

アシスタントの日には締めないけどお出かけの日に締めるのが楽しみ。

 

子連れで絹は厳しいし、地味めだから去年も今年も袖を通してなかったけど、手持ちの帯でまだ他にも合いそうなのがあったと気付いて嬉しいなー。

振袖の帯結び 道のりは遠い

振袖の文庫結び。

リボンのタックの取り方、広げ方が上手くならない。

きちっと羽を3等分に折ろうとしても、きれいに揃わない。

帯枕も固定できたつもりでも、最後はグラグラになっていたり。

参考書みて、色々試すも今のところ解決策がわからず。

このまま練習続けていても、根本的な所で動作が違っていると上達はしなそうなので、次のお稽古でもう一度、先生に上手くいかない部分を見ていただく。

覚えが悪い自分との付き合いはもう長いんだし、ここで拗ねずに人の5倍は時間もお金もかかると割り切って、モチベーションだけは下げないように、自分なりに進んでいく。

機織り体験 at生活のたのしみ展

ほぼ日の「生活のたのしみ展」に出店されていたアトリエシムラで機織りの体験をさせてもらった。

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志村ふくみさんの「アトリエシムラ」で染められた、やさいしくて美しい色の糸で織らせてもらえて感動。

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①杼で横糸を通して ②踏木を踏んで ③筬でトントン

一度やってみたかったトントン。

横糸を通す道具の名前が「杼」

横糸を打つ道具が「筬」

というのも初めて知った。

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織ってる間の高揚感すごかった。

 

でも、この工程は機織りの最後の2割位分で、縦糸を張るところまでで8割終わっているそう。

あの無数に見える縦糸をどうやって張るのかも見てみたい。

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リボン付きの羽織紐

羽織に目覚めてから羽織紐を選ぶ楽しみもできた。

リボン付きの羽織紐。

リボンはレースとかじゃない可愛らしすぎない素材?で取り外しもできる、いちりんさんのオリジナル。

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ウールのアンサンブルも気に入ってるやつ。

紺地に手毬状の花。