きもの 草々

着物着付け師、着物講師を目指して勉強中。着せつけ練習や着物でのお出掛けの記録。

キモノママ会初参加

7月3連休の真ん中日曜日に、「東京キモノママ会」で四谷にあるおもちゃ美術館に親子で遊びにいく。

 

ベビーカー押して行ったけどまずは四谷三丁目駅にエレベーターがないという洗礼。

詰んだ…と改札の所に立ち尽くしてたら、警備員がベビーカーを運んでくれるとの事でなんとか外に出れた。

都心の駅でもまだ完全バリアフリーにはなってないと思い知る。

面倒だけど事前調査はしっかりして出掛けないとだめだ。

 

おもちゃ美術館は廃校になった小学校を利用して造られたそう。

階段とか廊下とか体育館とか懐かしさがあってほっとする感じだった。

美術館だけど、陳列された物を見るんじゃなくて、全部のおもちゃで遊べるし細かいところまで子供が楽しめるように作り込まれてて、すごく面白かった。

娘さんも目に入るもの全てが魅力的だったらしくずっと動きまわって遊んでたな。

 

キモノママ会なので、ポワソンドールのトランプ浴衣と半幅帯で参加。

初めましてでまず何話そう…緊張してたけど、お互い子供が動き回るから挨拶もそこそこな感じでじっくりお話しできるという感じでもなかった💧

でも「あ、ポワソンドール!」って浴衣のブランドを言い当てられたりするの新鮮でうれしかったな。

豆千代モダン着てる方がいたり、子供ちゃんも有松絞の浴衣着てたり、小物使いも上手で、カバンも子供がいるからショルダー…にはならず、手持ちの可愛いかごバッグを持ってたり、手を抜いていない。さすが「キモノママ会」だった。

 

そして更に凄いのは、みなさん着物で子供目線で子供の後を付いて回りながらも写真をちゃんと撮っている!

LINEグループのアルバムに上がった写真の多さにビックリした!

 

尊敬。尊敬しかない。

 

そうだ。着物着てたって子供と楽しもうと思えばなんでも楽しめる。難しいことはない。

 

楽しくて、色んな気づきもあって、思い出になる1日だった。

 

次のキモノママ会も楽しみだな。

 

 

 

出掛けないけど着る。

やっぱり、1歳半を連れてワンオペで出掛けるとなると着物だといざという時の不安があり、なかなか着れない。

ま、例えば危険な場面に遭遇した時は裾さえさばいてしまえばロングスカートと同じだからどちらかと言えば問題は、着崩れを気にしちゃう自分だろうな。

前よりは自分の中の許容範囲が広がったとは言え、着崩れするとテンションがやや下がるので踏ん切りがつかない。

自分が着崩れる事に対して何故かメンタルが弱い…

 

なので、出掛けない日に着ることにした。

取り敢えず着る。

で、スーパーに買い物くらいは行く。

 

出産前は週1ペースで来てたのに、月1着れれば良い方になってしまったから、着付けにかかる時間もまた増えてしまった。

とにかく着用ペースを上げなくては。

 

黒留袖着せつけタイムトライアル

やっと、安定して30分を切れるようになってきた!

 

前回のレッスンで、襦袢までだったけど先生の着せつけの動きを見せて貰えたおかげ。

 

手順はもう頭の中に入ってるから、先生の動きと自分の動きと、どこが違うかをじっくり観察できたので、自分がどこで無駄な動きをしてるかがわかって時間短縮ができた。

藤井絞り浴衣で社長さんと食事会

7月9日、渋谷のイタリアンレストラン「a」にて、総勢30人以上が藤井絞りの浴衣を着ての食事会に参加させていただいた。

 

平野レミさん行きつけらしく、さすが料理はどれも見た目も華やかで美味しかった!

 

知り合いはいるけどもお店には1人で入ったので、どこに座ろうか…と迷っていたら、アレコレの紺野さんが「ここの席の人達面白いよ!」と進めて下さったグループに混ぜていただいた。

優しく受け入れて下さって、ほんとに面白い方達で、藍染の話、飼い犬の話、子供甚平作りの話などなど…結構ずっと笑ってた気がする。

楽しかったなー。

洋服は全部断捨離して、着物で毎日会社に行ってるという方もいて、周りの同僚も着物に興味持ち始めたなんて話も聞いた。

 

子供寝かすのに、ひと足早く帰ったけど、プロのカメラウーマンさんにソロ写真や着付け教室の皆での集合写真も撮って貰えたし良かった。

 

浴衣も自己満足が非常に高めなコーディネートができたのでそれも楽しめた要因の一つかも。

京都で藤井絞りさんの反物を買った後に、和小物さくらさんで反物にぴったりな帯揚げと帯締めが買えてしまい、後は帯は焦げ茶系の博多があればな…でもそんな都合よくないよな…とゆるめに探してた所に新宿の大塚呉服店でどんぴしゃな帯を見つけてしまい、即購入。

これだけ脳内イメージ通りにできた着物コーディネートも初めてかもしれない。

 

オマケに帰った後のプレゼントくじ引きで、私の番号で藤井絞りの手拭いが当たったよと先生から連絡を貰い、帰っても子供はなかなか寝なくて大変だったけど、いい思い出になった1日だった。

 

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目標とやるべき事

2019年10月ころまでに

①黒留袖の他装でお金を頂けるようになる

②着物教室の枠組みをつくる

 

今、子供を保育園に預けて元々正社員として働いていた会社で週4でアルバイトで働いている。これはフルタイムはきついかな思って自分で希望して勤務形態を変えてもらった。

子供が3歳くらいになったら働く時間を増やしたい…というかもう少し稼ぎたい。

でも、今の会社でバイト時間を増やすのは損だからそれまでに、他の収入を得る方法を持っておきたい。

 

まだ、カリキュラムの中の黒留袖の着付け試験も終わってないのに早いかな…

技術は基礎の基礎しか習っていないしお金を頂ける仕上がりにはまだまだまだまだ足りないけど、練習をすれば少しづつ上達はしているって実感は持てるようになったし、具体的な目標を持って、もう少し自分を追い詰めても大丈夫かなと。

これまでは自分が劇的に着付けの才能がない可能性を捨てきれなかったからな。

 

目標とそこまでにやる事の計画表を作って1度、先生に見てもらおう。

週1回 タイムトライアル

トルソー黒留袖の着せつけ

37分

気になったところ。

着物を解きながら原因確認。

 

○襦袢の襟合わせから右にズレた

→焦り過ぎた。初っ端の大事なところだから冷静に引きでチェックする!

○着物下前の胸紐の上にシワがよった

→下前の三角上げが雑だった。胸紐で三角上げ部分が挟めていない。

○腰紐の位置が上すぎた

○お端折り上げが雑で襟先側が体に沿わずにシワがよってポコッと浮いている

→襟先部分の始末は落ち着いて慎重に。後身頃のもたつきはしっかり中にしまう事。違和感あるまま進んでしまうとこうなる😢

○お太鼓の折り上げが明らかに短かかった

→たれを長く取りすぎて足りなくなった

 

5月のレッスン終了

5月は、東京キモノショー、撮影同行、レッスンで先生に会うのが最多の3回。

今日は訪問着のレッスンだったけど、新しいことは伊達襟の入れ方だけで、基本は黒留袖と変わらないとのこと。

伊達襟の合わせ方も比翼と手順は一緒なのでそんなに慌てることなくできたかな…

でも、襟合わせで細かく手を何回も動かしてしまうのは、先生の言う小手先の技術に頼ろうとしてるということだし、それが着付け時間が一向に短くならない原因の一つなんだろうな…

先生は襟合わせする時に無駄な動きがないし、指先まで美しいなー。

 

自分のレッスンの後に、自分で既に教室もやられている姉弟子さんの振袖レッスンを見学させてもらう。

教室で自装を教えたり成人式着付けの現場を経験していても、悩みは尽きないらしい。

現場は色んなお客様がいるから基礎だけではどうにもならないこともあって、応用力が求められるし事前に対策が考えられることばかりではないので、瞬発力も必要だそう。

現場に出るからこそ悩みが増えるとは…

そんなところに自分は飛び込んで行こうとしてると思うと少し怖くなる😨

 

…って事を考えてても気が遠くなるばかりなので、これからも今できる練習をコツコツとしかない。

先生が、着物屋のくるりさんにお願いして講師の枠増やして貰うから練習頑張ってなって言ってくれるのが、(まだ私には夢物語のようなお話だけど)ほんとーにほんとーに励みになる!!

 

袋帯の文庫結びもボリュームあってかわいかったなぁ✨

シンプルだから着付け師の技術が1番出るらしい。

 

それにしても、同じ場所で同じ事を聞いていた姉弟子さんのブログが私と比べて格段に濃ゆくて文章も簡潔で素晴らしいこと!

文章もアウトプットで訓練頑張ろう!