帯結びレッスンのアシスタント
12月19日、趣通信さんスタジオでの吉澤先生の「袋帯の飾り結びレッスン」に、同期の弟子2人でアシスタントに入らせてもらった。
レッスン開催の先生の意図は、三重紐を使った華やかな帯結びは実は思うより簡単にできるので、ちょっとしたパーティなどでお友達に結んであげたりして楽しんでほしい。ということでした。
参加された皆さんは、経験者さんもいれば初心者さんもいてバラバラ。
でも皆さんが先生の手元を見ながら説明を聞いて、メモして質問して熱心にレッスンを受けていらっしゃったので、自分もますます頑張らないと!と刺激を受けた。
設営と撤収では、動きが遅くて先生に怒られっぱなし。そしてますますテンパる悪循環でどうしようもなかった…
今出来るベストを考えて動くって、すごく難しい。
普段からもボーッと生きてないで、現場を想定してシャキッと頭を回転させて仕事する時間を作って訓練しないとだめだと痛感。
着物に関わらず、何か単発のバイトとかしてみようかな。慣れてる場所にずっといるだけじゃなくて、たまには知らない場所に行って働いてみよう。
終わってしまった失敗の悔しさと恥ずかしさを、次は同じことしないように、どうするのがベストだったのかを考えてしっかり覚えておく。
先生に、終わってからあまり動けなかったこととミスを謝ったら、「あなたは私を先生として選んでくれたんだから、私に迷惑を掛ける権利がある。だから私に迷惑はいくら掛けてもいいのよ。まぁ、外部の人に迷惑かけたらそれはめっちゃ起こるけどね〜」という言葉をいただいた。
厳しくて懐の大きい、やさしさもある本当に素敵な先生。
2018年はステップアップする!
着物屋さんで八掛選びなど
日本橋のまめ咲さんで、東レシルックの反物を仕立てて貰うために八掛選びをさせて貰った。
ヤフオクで買った反物持ち込みなので、申し訳なくもとてもありがたい。
イメージ通りのグリーンのぼかし八掛があったので、仕立て上がるのが楽しみ。
店主のゆきこさんは、きものサローネのコーディネート投票でも2位を取ったことのあるくらいセンスが抜群なので、お店に置いてある商品がどれも心が惹かれるものばかりだった。
フォーマルを充実させていきたいと言う事を相談させていただいて、色々見せていただいた。
品数も多すぎず少なすぎずで丁度見やすいのだと思う。
多すぎても選びきれないし、迷いすぎて訳が分からなくてなってしまう。
ゆきこさんオススメの、帯次第で普段着にもカジュアルパーティにも対応できる飛び柄の小紋の反物。
好きな色味で柄も可愛くて、ベーシックだけど少し捻りもあって、すごく好きな感じだった。当ててみると顔写りも良さそうだし、上品に見える気がした!
しかも共八掛つきで、お得。
1日考えて、忘れられなかったので、購入する事に。
お金はかかるけど、これから、着物を着て楽しむだけではなく仕事にしたいと思っている以上、全ては無理にしても色々な着物を自分で着て善し悪しとか特徴が分かるようになりたい。
実際に仕事に出来る保証はないけど、ある程度の投資は必要。
という勢いも借りて、単に物欲に負けて好きなものを買う。
いっぱい着て元を取れば良い!
着物の防寒について
12月。
急に寒いので今日はダウンコートにしてしまった。
着物の防寒。
今年買ったニットの羽織が思いの他、暖かかったから、羽織とスヌードとアームカバーで凌ごうと思ったけど、1.2月はやっぱり辛いかなぁ…と弱気になってしまった。
着物コートは毎年探すけど、デザインと素材と値段のつり合いで納得出来るものに出会えずに、コートジプシーが続いている…
トリエさんのコート試着してみたかったけど、今年はコートの情報出てこなかったしな。
可愛いのはたまにあるんだけど、薄くて真冬に使えるか分からなくてなかなか買えない。
着物だと、胴回りは冷気を感じない。
首元、手首はマフラーとアームカバーで完全密封の勢いだけども、布越しに冷気を感じてしまうともう心が折れる。
ダウン着てると「空気の層って大事…!」て思う。
ユニクロのウルトラライトダウンのベストを着物の上から着てみようかな。
足は足袋の下に絹の冷えとり五本指ソックスでも結局冷える。
手袋も逆に手が冷たくなるから苦手。体質?
今年も真冬はブーツかなぁ。
アザラシの防寒草履って暖かそうだけど、高価なのと皮を剥がれるアザラシを何故か想像してしまって悲しくなるので手が出せない。
ラビットファーとかは別に想像したりしないのに。
お稽古の見学 2017年11月
今月のお稽古の日には、3人の方のお稽古を見学させていただくことができた。
皆さん見学を了承してくださって有難かった。
どの方も裾よけ~着物の着付けまでのお攫いの回。
お2人の方がご自分で着てきた着物を一度脱いでからのスタートだった。
ご自分だけで着た状態でも、充分にきちっと着ておられた。
でも、お稽古が終わったあとの着姿は、どの方も裾が適度にすぼまって、背中とお尻にシワがなく、おはしょりも一直線で更に美しかった!
着物の柄の良さも引き立って見える。
姿勢もスタイルも良く見える。
先生がPERSOLさんのインタビューで仰っていた言葉、
(以下、引用)
「着物を自分で着られるようになる技術」と「着物を美しく着るための技術」では、朝ごはんとフランス料理を作るのと同じくらいクオリティーに差があるんですよ。」
まさにそれが目の前で確認できた。
ビフォー・アフターで、押し並べて皆さん美しくなってるって凄いことだな。と思った。
それぞれ、緊張気味の方、(お子さん連れだったので )なかなか集中が難しい方、リラックスされている方、お仕事で着物を着ている方も、そうじゃない方もいて。
先生は、伝えるべき事は伝えながらも、その人その人に合わせて言葉や手の出し加減、距離感を調整されている。ような気がした。
伝えるだけ伝えても、その人が飲み込めなくては意味がない。
着物の腰紐を結ぶところはとても重要なところ。
手の動きの早さ、目線の場所、押さえる手の強さがどれくらいか、紐の位置、気持ちは焦るけどゆっくり確実に一つ一つの動作をすると、いかに綺麗な着姿になるのか。
後ろにいてはっきり現象として見ることができた。
みなさん、着姿が変わって驚いているご様子だった。
お稽古に来たら、驚き、嬉しさ、課題、何かしら持ち帰って貰えるような先生にならないといけないんだなと思った。
とはいえ!まずは伝えるための自分なりの筋書きが必要。
12月は原稿作成を頑張る。
振袖の帯結び 道のりは遠い
振袖の文庫結び。
リボンのタックの取り方、広げ方が上手くならない。
きちっと羽を3等分に折ろうとしても、きれいに揃わない。
帯枕も固定できたつもりでも、最後はグラグラになっていたり。
参考書みて、色々試すも今のところ解決策がわからず。
このまま練習続けていても、根本的な所で動作が違っていると上達はしなそうなので、次のお稽古でもう一度、先生に上手くいかない部分を見ていただく。
覚えが悪い自分との付き合いはもう長いんだし、ここで拗ねずに人の5倍は時間もお金もかかると割り切って、モチベーションだけは下げないように、自分なりに進んでいく。